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【体外受精経験談】不妊治療中の漢方薬は効果があるの?

【体外受精経験談】不妊治療中の漢方薬は効果があるの?

・不妊治療をしようと思っている人
・不妊対策として体質改善したいと思っている人
・漢方薬を取り入れたいけど効果があるか気になっている人

今日はこんな人向けに記事を書きたいと思っています。

不妊治療は長丁場になる事も多いうえに、意外と「待ち」の期間が長い治療でもあります。
それは、女性の生理周期に合わせて治療をするため、どうしてもそのタイミングでしかできない治療や検査があるからです。

例えば、本格的な治療に入る前の検査でも、生理前、生理中3日目(何日目かは病院によって違うと思いますが)の血液検査、生理じゃない期間で卵管造影…など、1ヶ月かけて検査をして、その次の月にやっとクロミッドなどの経口の飲み薬を飲む事から治療開始、というステップをふむケースも多いと思います。

待ちが多いと、何かできる事はないかな?と手持ち無沙汰になるものです。

体外受精を経験した筆者も、手持ち無沙汰から様々な事を試してみたのですが、体感として効果があったなと思った事をこれから数回に分けて紹介していこうと思います。

その効果があったと思うもの第一弾として記事を書いているのが漢方薬になります。

わたしの性格上、あまり胡散臭いサプリや眉唾な商品に手を出す事はなく、割と良くある体質改善法になるとは思いますが、有益なお金の使い方をしたかったので色々と勉強し(?)選んだものばかりです。

https://bunchin.life-hacker.net/funin_40over/

本当に効果があるの?と首を傾げたくなるサプリや高い健康食品を試す前に、薬局や病院で相談する事で取り入れられる方法ですので、不妊治療を初めて間もない方などは是非参考にしてください。

漢方で体質改善!経血の色に変化があり継続を決定

漢方で体質改善!経血の色に変化があり継続を決定

不妊治療で良く取り入れられている漢方薬。

まず最初にやってみようと思ったのは漢方でした。
効果がある人とない人、別れることの多い漢方ですが、わたしの場合漢方薬を飲み初めた次の周期の生理で効果を感じた為続けることにしました。

最初に飲んだ漢方薬は、漢方薬専門のお店で相談しながら処方してもらったものでした。

脈拍を測ったり、体温を測ったり、基礎体温表を見てもらいながら決めた処方箋だったのですが、1ヶ月分で30,000円近くかかり、継続するのは難しいと思っていました。

しかし飲み始めた翌月の経血の色があまりにもこれまでと違っていることにびっくりして、処方してもらった漢方薬の中でも「重要で万能」と言われたものを自分で購入して続けることにしました。

具体的にいうと、これまでは塊が多かったり黒っぽい色だった経血がサラサラで真っ赤になりました。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

わたしが飲んでいたのは当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)という女性の悩み全般に良いとされているスタンダードなもので、薬局でも取り扱いがあるメジャーなものです。

効果は以下引用を参考にしてください。

「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」は、足腰が冷える方、生理不順がある方などにおすすめです。

血液は全身をめぐって、栄養素や酸素などを運んでいます。漢方の考え方にも、全身をめぐってからだに栄養を与えるものがあり、「血(けつ)」と呼ばれています。ちなみに、「血(けつ)」と血液は、ほぼ同じ概念で、栄養素を全身に巡らせるはたらきがあります。

漢方では、約28日の間に目には見えない生命エネルギーである「気」の力を使って全身から「血(けつ)」を集めることで、生理が起こると考えます。「血(けつ)」を集めるためには、「血(けつ)」が正常に体を流れていること(流れ)と「血(けつ)」が十分にあること(量)が必要ですが、生命エネルギーである「気」の流れが滞って「血(けつ)」も滞ってしまったり、「血(けつ)」の量が十分でなかったりすると、生理が正常に起こらなくなると考えられるのです。 - Kracie公式サイト 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) より

冷えは妊娠を望む女性のとっては天敵です。
普段から足首を冷やさぬよう靴下は長いものを履くなどしていましたが、体内から温めたいと思い、漢方では当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)を飲んでいました。

漢方を手に入れる方法

・薬局で購入する(錠剤で飲みやすいものが多い)
・不妊治療の病院で処方してもらう(漢方を取り入れている病院も多いと聞きます)
・内科など漢方を取り入れている病院で相談して処方してもらう
・ネットの漢方屋さんでカウンセリング後購入する

わたしが買っていたのは以下のショップなのですが、煎じ器で毎日1時間以上に出す必要があるのと、液体なので飲みづらさは否めないところがあります。
以下のサイトでは、電話で相談にものってくれるので、まずは電話で自分には何が合うか相談してみるのも良いかもしれません。

流石に最初から煎じて飲むのは勇気がいるという人は、初めは錠剤でためしてみるのも良いと思います。

購入リンクを紹介していますが初めて漢方薬を飲もうと検討している人は、ネットで買うよりも薬局で相談しながら購入する方が良いかもしれません。

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

こちらも最初に専門の漢方薬屋で処方されていたもので、説明の時に身体の冷えについてはこれがいいと言われたので、継続してみました。

効果は以下の引用を参考にしてください。

「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」は、下半身の冷えがとくにつらい方、シミができやすい方などにおすすめです。

「気」と「血(けつ)」は常に体をめぐり、バランスを調整しています。しかし、「血(けつ)」の流れが滞ると、めぐりがかたよってしまいます。滞ったものは、温かければ上へ昇り、冷たければ下へ降りる性質があるため、上半身はのぼせ、下半身は冷えるという、いわゆる「冷えのぼせ」の状態になるのです。また、「血(けつ)」の流れが滞っているため、生理痛が重いなどの症状が現れます。

「桂枝茯苓丸」は、滞った「血(けつ)」のめぐりを良くすることで、のぼせや足冷えなどを感じる方の生理痛、月経不順、月経異常などを改善します。- Kracie公式サイト 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) より

わたしの不妊の原因でもあった多嚢胞性卵巣症候群の特徴の1つに生理不順があります。

その改善策として桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)を処方されていました。
とにかく身体を芯から温めるのは不妊治療にとってとても大事だとわたしは考えていました。

こちらも煎じて飲めるパックをネットで購入していました。

もちろん錠剤もありますし、薬局でも購入できます。

(おまけ)オススメの煎じ器

煎じて飲むタイプを治療中ずっと続けていましたが、煎じて飲むタイプを選ぶなら是非煎じ器は買っておいたほうが楽です。

鍋で煎じると、目が離せなかったりついつい煎じすぎて濃度の濃い液体になってしまったりしていたのですが、煎じ器なら煎じる時間をタイマーで設定できてとての便利でした。

煎じるために作られただけあって、放置しておいても適度な温度で煎じてくれます。
鍋などに漢方薬の匂いが移ることもなく快適に使えますので、気になる方は是非チェックしてみてください。

購入を検討した時に、近所の電気屋さんに見に行ったのですがマイナーなのかなかなか取り扱いをしているところがなくネットで購入しました。

もし実物を見たい方は、電気屋さんに取り扱いしているか確認してから出向く事をお勧めします。

(体験談)不妊治療に漢方薬は効果があったか?

(体験談)不妊治療に漢方薬は効果があったか?

結論から言うと、わたしは効果があったと思っています。

漢方薬以外にもはりきゅうなどの東洋医学を取り入れて治療に挑んでいましたが、漢方薬を飲むのをサボっている時期は、はりきゅうの先生に脈拍や手足の温度でなんとなくそれを指摘されることがありました。

漢方薬はとにかく続けることで効果が出ると言われますが、体質に合うものを選んで飲めればその効果は思っているよりも早く出ると感じています。

飲んですぐ変化があったわたしの場合、身体が本当に弱っていたのかもしれませんが…

なんとなく漢方薬に興味はあるけど、と悩んでいる方がいたら、買わないにしても近くの漢方専門店で何を飲むべきか相談だけしてみても良いかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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